【超便利】デザイナーの仕事を効率化する最強ツール20選

デザイン

デザイナーにとって、仕事をいかに効率的に行うかはとても重要です。

会社に所属しているデザイナーはもとより特にフリーランスのデザイナーの場合は、「時間=お金」という感覚をより実感する機会が多いでしょう。限られた時間の中で利益を最大化することがデザイナーとして事業を続ける生命線となります。

今回は筆者であるヤマケンも実際に毎日のように使用している超便利ツール(サイト)をご紹介します。

デザイン作業の効率化

写真・イラスト素材【PIXTA】

デザイナーにとって写真素材の入手は日常的に行い、クオリティを左右するデザインの最重要インフラと言っても過言ではありません。

国内外には無料で写真素材を取り扱うサイトが無数に存在しますが、無料サイトではやはりクオリティが少々落ちてしまいます。

さらに海外と日本とでは求める写真のニュアンスが少し違いますので、PIXTAのような国内画像素材サイトを一つは押さえておいて間違いないでしょう。

装飾素材 ※無料【freepik】

先ほどのPIXTAでも装飾素材の取り扱いはありますが、こちらは装飾系のベクターデータが豊富な海外の無料サイトとなります。

デザインをしているとベクターデータのちょっとした装飾パーツが必要となることが多いですが、こちらはハイクオリティな装飾データが無料でたくさんありますので、サクサク検索して使用したい時に大変重宝します。

普通に日本語で「装飾」などと検索すれば無数に出てきますので、無料でスピーディーに素材を手に入れたい人にはおすすめです。

配色に迷わない【Adobe Color】

デザイン作業の中で配色は経験とセンスが問われる部分であり、頭を悩ませるポイントの一つです。

Adobe Colorでは類似色や補色など様々な設定によって配色を自動で割り出してくれますので配色に頭を悩ませる時間を効率的に短縮できます。

解像度アップ【Lets enhance】

デザインの仕事をしていると「え、これガラケーの最小モードで撮影した写真ですか?」っていうような写真素材を提供してくるお客さんが稀におります。

高解像度データを改めて送ってくれる人もいますが、散々探したあげく低解像度のしかない、というケースもよくあります。

そんな時重宝するのがこのLet’s Enhanceです。無料では使用できる回数制限は決まっておりますが、低解像度で目も当てられなかった写真が印刷にも耐えうるくらいに高解像度になります。

地図制作【anvaka】

デザイン仕事の中で地図を作らなければならない場面はよくありますが、地図制作で面倒なのが「正確な位置情報」にしなければならないということです。

このanvakaは正確な地図のベクターデータが入手できます。

特に何が凄いかというとパスデータになっているので、イラストレーターで展開した時に編集はおろか線の太さまで変えられることです。

デザイン情報リサーチの効率化

デザイン知識・テクニックのリサーチ【Twitter】

今さらTwitterかよ、と思われるかもしれませんがデザインの仕事をしている上でTwitterは欠かせません。

「Twitter=日常の出来事をつぶやくツール」という認識はもう古く、Googleなどと同様に検索ツールとしての役割が大きくなってきています。

著名なデザイナーなどをフォローしておくと、デザインの知識やテクニックなどを定期的に発信されていたりします。それは鮮度が高く有益な情報も多いので日常的にチェクしておくと良いでしょう。

参考デザインのリサーチ1【behance】

デザインをしていると、何かとデザインの参考になりそうなものや新しいアプローチを調べる場面もあるはずです。

Googleの検索などからクオリティの高いデザイン情報を探すのはなかなか大変な作業です。しかしBehanceは世界中のクリエイターがポートフォリオを登録し、検索条件を入れることで良質な作品がたくさんヒットします。

どちらかといえば、参考にしたいデザイナーや作家の作品を掘り下げて調べるのに役立ちます。

参考デザインのリサーチ2【pinterest】

Pinterestといえば五輪ロゴ盗作問題の時に佐野研二郎さんが参考にしていたとかで話題になりましたが、このサイトはユーザーが興味あることや趣味などの画像をコレクションできるサイトなので、様々な分野の画像検索ができます。

デザインだけにとどまらずファッション、音楽、アート、工業製品、パッケージなどありとあらゆる分野の良質な画像イメージをリサーチすることができます。

参考デザインのリサーチ3【Instagram】

こちらもTwitter同様「とっくに知っているよ」となるサービスかもしれませんが、参考デザインのリサーチには欠かせません。

例えば気に入ったデザイナーがいた場合「おすすめ」を表示すると似たようなジャンルで活躍しているデザイナーが表示されますので、特定の分野のデザインを調べるのに役立ちます。

かっこいいフォントのリサーチ【Fonts In Use】

デザインの仕事で重要な役割を担うのがフォントです。

世界でどのようなフォントがトレンドなのか、媒体によってどのようなフォントがマッチするのかなどの参考に便利なのがこのfonts in useです。

媒体別、ジャンル別、タイプフェイス別にかなり細分化した区分けがされており、膨大なアーカイブがあるのでフォントのリサーチには欠かせません。

デザイン雑務の効率化

英語翻訳【DeepL】

デザインの仕事をしていると英語をよく使用します。

デザインの中で使用する英単語を調べるのはもちろん、素材を探すときは英語で探したほうがより多くの情報が手に入りますし、テクニカルな情報を調べたいときは英語の方が具体的で膨大な検索結果が出てきます。

今までGoogle翻訳みらい翻訳などが精度の高い翻訳サイトされていましたが、DeepLは頭一つ抜けて凄い翻訳サイトです。例えばアメリカのTIME誌のサイトを翻訳してみてください。今までの翻訳サイトと圧倒的な差が実感できるはずです。

画像からの文字起こし【 Online OCR】

アナログなお客さんから原稿が画像で提供されるといった経験は、デザインの経験が長くなればなるほどよくある事です。さらにそこから文字を起こすといった作業は煩わしさしかありません。

誰にでも出来て、誰がやっても同じ作業をわざわざやりたくないですよね?

そんなときはこのOnline OCRを使用しましょう。画像をアップロードすればコンピューターが高精度でテキストを抽出してくれます。

音声で文字起こし【Googleドキュメント】

例えば先ほど紹介したOnline OCRで可読できないような文字や、自分で長文を打ち込むときはGoogleドキュメントをお勧めします。

こちらは音声でテキストを入力できるため文字うちよりも圧倒的に楽です。

そしてさすがGoogleが提供しているだけあって、非常に高い精度で文字起こしができます。

データ送信【WeTransfer】

WeTransferはいわゆるファイル転送サービスです。

この手のサービスはGigaFileデータ便firestrageなどサイトが乱立し飽和状態なので、正直どれを使ってもさほど差はありません。

ほとんど差がないとなるとUI・UXで選びたくなるのがデザイナーではないでしょうか。他のサイトが広告やバナーなどゴチャゴチャした見辛いサイトであるのに対して、WeTransferは非常にシンプルで美しい写真で構成されております。

毎日使用するサービスだからこそ美しく機能的なファイル転送サービスはデザインに対するモチベーションを上げてくれます。

タスク・スケジュール管理を効率化

スケジュールの効率化【Trello】

デザイナーは一度にいくつものプロジェクトが進行するものです。案件ごとに異なるスケジュールを一度に管理するのにこのTrelloは役に立ちます。

ラベルで色分けすることもできますし、進捗や期限なども記入できるという機能性はもちろん、この後記述するToggleと連携することで非常に強力な時間管理ツールとなります。

時間管理の効率化【Toggl】

このToggleは時間管理にうってつけのツールです。特にフリーランスのデザイナーにとって「時間=お金」です。どの案件にどれだけの時間をかけたかが、あなたの時給となります。

先述したTrelloと連携することができるため、デザイン作業を始める前にTrello上からタイマーをスタートさせることができます。

自分の仕事量と報酬のバランスが取れているかどうかを判断するため必須のツールと言えます。

打ち合わせ・やり取りを効率化

情報・データのやり取りを効率化【Slack】

Slack とはよりシームレスなチームワークを実現するビジネスコラボレーションハブです」と公式サイトに書かれておりますが、一言でいってしまえばビジネスシーンで使いやすく改良されたチャットのようなものです。

LineやSkypeなどと横並びで語られることもありますが、何よりも便利なのが案件ごとにスレッド(チャンネル)を作れることです。

LineやSkypeでは様々な案件が同じスレッド内でやり取りされてしまうためわかりづらいですが、Slackはそういった部分が分けられ非常にわかりやすいです。

打ち合わせの効率化【Zoom】

今回のコロナショックで初めてSlackを使用したという人も多いのではないでしょうか。

こちらもSkypeなどと混合している人は多いと思いますが、何より便利なのは自分のPC画面を相手に表示できること、そして相手のPCを見ることもできるのでPC画面を見ながら作業を進めたり細かなニュアンスを伝えるためには大変便利なツールです。

紙の素材を実際に手で触れて確かめるなどといったケースを除いては、Zoomがあれば直接の打ち合わせは必要ないといっても過言ではありません。

事務作業の効率化

経理【freee】

フリーランスのデザイナーにとって経理は非常に面倒でやりたくない作業の一つではないでしょうか。しかし、確定申告や売上管理などのためやらねばならないのが辛いところです。

慣れていない作業ということもあって作業も捗らず、正直デザイン業務よりも一番効率化を計りたい作業です。

freeeは銀行口座やPaypal、その他様々なサービスと連携することができるので、日常的な煩わしい作業を大幅に効率化してくれます。

セキュリティ【ノートン】

デザインの仕事をしているとデータの管理やセキュリティについても常日頃気をつけねばなりません。

何か問題が発生した際には膨大な時間と責任が問われてしまいます。

セキュリティソフトは星の数ほどありますが、世界で一番売れているセキュリティソフトであるノートンを使用しておけばまず安心です。

まとめ

以上、デザイナーの仕事を効率化する最強ツール20選を記載してみました。

今回ご紹介した20選は本当に毎日のように使用し、実践で使える優れたサービスですのでぜひうまく利用してデザインを効率化していただくことを望んでおります。