グラフィックデザイナーやWebデザイナーとして会社員で働いている人の中には、デザインスキルを利用して副業で稼ぎたいと考える人も多いのではないでしょうか?
あるいはデザインはまったく未経験の初心者だけど、デザインの勉強がてらに副業したいと考える人もいるでしょう。
今回の記事ではそのような方々にマッチングするよう様々な副業をピックアップしてみました。
在庫を持たずオリジナルデザイングッズを販売できる「BASE」
「あなただけのネットショップが、無料でかんたんに!」
普通のネットショップの場合、自分で商品をデザイン・生産して出来上がったものを販売するため在庫のリスクが伴いますが、このBASEは在庫を持たずに自分のオリジナルデザイングッズを販売できるオプション機能があります。
グッズはスマホケース、Tシャツ、トートバッグ、マグカップ、ラッピングペーパー、ポーチ、クッションなど様々なものがあります。
ただし、いくらオシャレでカッコいいデザインのオリジナルグッズを作ったとしても、宣伝してお客さんに見てもらえなければ商品は売れません。そういった集客の努力はSNSやSEOを駆使して自分で頑張る必要があります。
オーダーメイドのイラストやロゴ制作で副業「SKIMA(スキマ)」
「誰でも個人のイラストレーターにイラストを依頼できるコミッションサービス」
と書かれているように、SKIMAの特徴は「コミッション」というシステムにあります。
コミッションとは、自分の作品を公開・出品してそれを見て気に入った購入希望者が対価を支払うという、出品者・購入者にとってメリットのあるシステムです。
ですのでクラウドソーシングでよくある、大人数を競わせるコンペのようにせっかく作っても採用されなければ報酬ゼロ。ということはありません。
イラスト以外にも、デザイン(ロゴ等)、キャラクター、文章など様々な業種があります。
名刺からパッケージまで幅広いデザインスキルで副業「ココナラ」
スキルのフリマ【ココナラ】
「カテゴリーが幅広いので、自分の得意分野を活かせる」
デザインだけでも名刺、ロゴ、ポスター、チラシ、カタログ、CD、書籍、グッズデザイン…etc。それ以外にもWebデザイン、プログラミング、ナレーション、ライティング、占いや悩み相談まで、ありとあらゆるカテゴリーを網羅しています。
ですので本職で高いスキルを持っている人であれば、その分野で登録すれば注文される可能性は高くなるでしょう。
しかし、ニッチな分野にいってしまうと需要が少なくなり、かといってメジャーな分野になると競争率が高くなるためカテゴリーの選定は重要と言えるでしょう。
先生になって学びたい人に教える副業「ストアカ」
「教えたいと学びたいをつなぐまなびのマーケット」
デザインはもちろん、写真、ハンドメイド、料理、ヨガ、子育てなどあらゆるカテゴリーので教える人と学ぶ人のマッチングが行われています。
例えばデザインについては「デザインの基礎」「カラーマネジメント」「Illustratorのアピアランス」「Photoshopのレタッチ」などデザインの中でさらに掘り下げた内容も多く、受けたい講座を単発で学ぶことが出来るのでとても需要が高まっています。
講座の時間と金額も決められ、複数の人数に向けて教えることもできるため効率の良い副業と言えるでしょう。
自分の時間を売って副業「タイムチケット」
「タイムチケットは、あなたの時間をチケットにしてシェアできるサービスです」
とあるように、自分が発行したチケット(時間)を購入してもらいサービスを提供します。例えばデザイナーであれば「1時間5,000円でPhotoshop教えます」「1時間10,000円でデザインのアドバイスをします」など比較的、ソフトの使い方をレクチャーしたり相談を受けたりするチケットが多いです。ただ、「似顔絵描きます」「名刺作ります」のように時間内に何かを制作することも可能です。
- チケットを発行
- 購入申し込みを承認
- 売上反映(入金)
以上のような流れになります。
本業を続けながら他社の営業をして副業「セールスハブ」
「仕事終わりのスキマ時間を使っている人が多数います」
と書かれているように、本業を別に持っていて仕事が終わってから副業として行う人が多いようです。
- 良いと思った企業に話を聞く
- 企業とマッチしそうな知り合いとアポイントをセッティング
- アポイントが成功すると協力金を得られる
という流れになります。ですので、アポイントが成功しなければ報酬は得られませんが、本業で多くの取引先やお客さんと繋がりを持っている人は、人脈をフル活用した副業となります。
日本最大級のクラウドソーシング仕事依頼サイト「ランサーズ 」
「ピッタリの仕事がきっと見つかる!」
言わずと知れた副業の定番ランサーズです。受けられる仕事もデザイン制作、Web制作、ライティング、翻訳、事務、など多岐に渡ります。依頼内容は、
- 提案・見積りを集める(プロジェクト式)
- 実際の制作物を集める(制作物コンペ式)
- 求人への応募を集める(求人募集形式)
- 複数人に単純作業をしてもらう(タスク式)
などありますが、デザイン仕事の場合は「実際の制作物を集める(制作物コンペ式)」が多く、その場合はコンペで勝たなければ報酬は得られません。
しかし、他の副業サイトに比べて圧倒的な案件の数がありますので自分にあった副業案件を探すには適しています。
主婦にオススメの副業「ママワークス」
主婦のための求人応援サイト
「ママワークス」mamaworks.jp
「主婦が働きやすい会社が揃う、主婦のための求人応援サイト」
とありますように、主婦にとって制限となる「時間」や「場所」の融通がきくようなお仕事を探すことのできるサイトです。
例えば在宅でできる求人ですとDTPデザイナ、グラフィックデザイナー、WEBデザイナー、ライター、コーディングなど様々なものがあります。
特にデザイン会社などでバリバリ働いていた主婦の方などはその高いスキルを活かせる仕事が多数あるのではないでしょうか?
ライティングスキルを活かして記事作成の副業「サグーワークス」
「ライティングスキルを活かして記事作成の副業」
デザイナーとして活動しているとキャッチコピーやボディコピーを自分で考える機会や、取引先とのメールのやり取りなどで知らぬうちにライティングのスキルが身についていたりするものです。
- ライティング(文章を書く)
- チェック(記事内容のチェック)
- リサーチ(アンケートに答える)
…などがあり、簡単なテキストからプロレベルの高額案件まで、「文章を書く」ことのできる副業です。
買取比較をして一番高額で販売「ウリドキ」
「ネットでかんたんに売りたいモノの価格を比較して売ることが出来る」
自分が所有している品物の価格を比較して買取価格を知り、買取してもらうことのできるサービスです。例えば買取してもらいたい品物を検索すると
- 参考価格
- 買取価格帯
- 買取相場
- 買取還元率
などを知ることができ、買取価格の高いお店のランキングが表示されます。ですので、売りたい品物がたくさんある人には良い副業になると思います。
まとめ
デザイナーという職業をバックボーンにして現実的に副業として稼ぐことができそうな10サービスをピックアップしました。
「デザイナー」ということに縛られずに副業を探すのであれば他にもっと色々な業種がありますので、その辺りはまた別の機会で記事にしてみたいと思います。
今や肩書きやスキルは1つではなくいくつも持つことが普通の時代となりましたので、「デザイナー」+「何か」の組み合わせによって、他の人にはない自分の希少性を高めることが重要かと思います。
ただし副業に力を入れすぎてしまうと本業がおろそかになってしまったり、時間に追われてしまうので、ある程度時間的にも余裕がある時に限った方が良いかもしれません。